2月27日(土)のANIFERIAに向けて、当教室のグループは練習に熱が入っているところです。いえ「追い詰められている」という言葉の方が当たっているでしょうか。

残念ながら、まだ理想とするレベルには程遠いからです。

 

 でも、もう充分に練習している生徒達を見ているので、これ以上「頑張れ」というのは酷な気がして・・・。

毎日、フルタイムで仕事を持っていていながら、貴重な休日をほぼ、一日中スタジオで過ごしている彼女達に、後2週間でどれ位のことが出来るだろうか、と考えるに、上を見ればキリがない訳でして・・・、結局は「せめて転ばずに踊り終えてくれ~」という気持ちで本番を迎えることになりそうです。

 

 発表会、スタジオライブ、タブラオや劇場公演といった人前で踊る本番の1回は、100回の練習に勝るものがありますが、それもひとつの経過点にすぎませんからね。

本番は「間違わずに踊ること」より「楽しく踊ること」の方が大切だと思っています。

 

 スポーツと違って、勝敗があるものでも、得点が付くものでもないフラメンコですから、誰かと比べたり、又誰かの真似をするのは、意味の無いことです。

しかし、群舞は「揃えるべき所は揃える」ことに価値があります。

これが、とても難しいのです。勿論、私にとってもです。

 

 身体能力は、持って生まれた素材+努力で、必ず、少しずつは向上するものです。ただ、向上する「速度」が人によって違います。

ですから、他人と比べる「相対評価」ではなく、「絶対評価」で自分を見つめていきましょう。

どれ位頑張っているのか、は自分が一番良く判っているはずなので、やるべきことをやった後には、時に評価を甘くして、自分に優しくすることも大切かと思います。

 

 「自分の苦手を知る」というのは、練習方法を具体的に見直す良いチャンスです。

あるパソが出来ない時、その理由を掘り下げていけば、おそらくごく基本的な部分に辿り着くでしょう。

 

 例えば「筋力の不足」→足を速く引き上げることが出来ない→上がらないから降りない、や「股関節の硬さ」→体重がバランスよく分割して乗せられない→ひとつの動作に無駄な時間が掛かり遅れてしまう、といったようなことです。

 

 こうした基礎的な部分の変化を実感するには、月単位・年単位の時間が掛かるものです。

 

 フラメンコへの深い愛情があっても、練習しなければ踊れるようにはならないので、「楽しむ」為には技術を磨くことが必須です。

またどんなに技術があっても、フラメンコに対する愛情が足りなければ、その踊りが見る人の心に届くことはないでしょう。

 

 皆、充分に「想い」は持っているので、後はそれを伝えられるだけの技術が伴えば、最高に楽しい本番になると思います。

 

 

 

さて、一週間前です。

malecón(堤防)

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