私の教室では、12月のイベントに向けて、ソロで踊る生徒達がそろそろ本気で練習をし始めた様子です。

 

 初めて一人で踊るのは、想像を超えて大変なもの・・。

自分の曲の構成を伴奏者に説明するところから始まり、クアドロの場合は他人のパルマも打たなければなりませんし・・・、Fin de fiesta:フィン・デ・フィエスタで踊るBulerías:ブレリアも、きっと最初は冷や汗モノでしょう。

 

 でも、そうした経験の積み重ねでしか、上達してゆけないのですから、失敗を恐れず、覚悟を決めて頑張って欲しいところです。

 

 課題が多すぎて一体、何から練習したらいいか・・と思う時、ひとそれぞれやり方はあると思いますが、私は パルマ →足→ 唄振り の順に練習しています。

 

 全ての基本はCompás:コンパスを掴む事、つまりしっかりパルマが打てることにあるので、何よりもそこを優先しておかないと、結局は遠回りになってしまいます。

 

 それから、足の鍛錬 これも時間が掛かりますが、パソを分解して苦手な足を集中的に練習することによって、少しずつ基礎力を持ち上げてゆきます。

プランタ&タコンなら、もうそればかりをず~~っと・・・、納得の行く音が出るまで、単純に執拗に繰り返す根気が必要です。

これらパルマや足の練習は、必ずメトロノームを使います。

自分の手前勝手な数え方で時間を費やしても、伴奏者の音に耳を澄ます技術は身に付かないからです。

 

 パルマと足の技術向上は、短期間ではどうにもならないので、なるべく早めに計画的に(具体的な数値を目標にして)練習を始める方が良いでしょう。

 

 唄振りは、足に比べると、運動量としては少ないですが、曲に合った表現力を身に付けるのが難しい部分です。

腕や手先だけでなく、体幹全体を使って踊れるようになるには「腕は腰の延長線上にある」ということを意識してみて下さい。

 

 そして、暇さえあればなるべく沢山フラメンコ音楽を聞きましょう。

アレグリアスを踊る人ならアレグリアス、シギリージャを踊る人ならシギリージャを・・・、レッスン中の録音そのものではなく、完成されたCDから拾い上げて色々と聞き込んでいくことです。

やがては、唄や伴奏に慣れ、その「曲の特性」が掴めるようになると思います。

 

 本来「唄振り」というのは「振り付け不要」の部分です。

「他人の付けた振り」はむしろ邪魔と言っていいかも知れません。

そう思えるようになるまで、ただただ、聞いて下さい。

 

 練習に費やした時間分、自分に自信を持って踊るならば、技術の巧拙を超えて、必ずや見る人の心に届くものがあるはずです。

 

 

 

 

 

シェリー酒とフラメンコ

今日のオープンクラス

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