重要なテクニックのひとつ、Vuelta:ブエルタ 回転。

バレエのように、くるくると何回転もしなくて良いのですが、キリッと切れ良く廻り、バシッと力強く止まることが大切で、舞踊経験の無い初心者にとっては、一番の難関と言って良いでしょう。

 

 上手く廻れない一番の原因は勿論「まっすぐ立つ筋力」が弱いこと・・・。これは全てに通じることです。

次に、首の力が弱いこと。これは以前にも書きました。

もうひとつ、ぜひやってみて頂きたい練習は、体幹を鍛えることプラス左右のバランスを調整することです。

足の練習をする時など「右なら出来る事が左は苦手」という経験は誰にでもあるでしょう。(右利きの場合)

 

 身体は左右の力や大きさが微妙に違っているのが普通です。

この差が大きければ大きいほど当然「バランス」は悪くなります。

ですから、足の練習などをする時も、左は右の倍くらいやるつもりで取り組み、今まで以上に左側を意識して下さい。

 

 柔軟をする時も、左右、同じように済ませず、特に固い側を念入りに伸ばしましょう。筋トレも同様です。

 

 私は元来、極端な右利きなので、練習の時は必ず左の回数を増やすようにしています。

 

 初めのうちは、得意な方(右)でコツを掴み、出来たと思ったら左でも同様のことが出来るようになるまで繰り返します。

やはり左の方が時間が掛かりますが、バランスよく鍛えるということは、故障を防ぐ為にも大切なのです。

 

 フラメンコを始めた当時は、1回転はおろか、半回転、振り向くだけでフラついていたものです。

回転はずっと苦手でしたが、足も弱く、身体も固くては取り得無しで情けないので、とにかく廻れるようになりたいと思って、もの凄く考えながら練習しました。

 

 回転の練習はむやみやたらにやっても駄目で「何故、一方に流れるのか」「何故止まれないのか」「足りないのはどこの筋力か」などをちゃんと考えて取り組むことが必要です。

自分で判らない時は、誰かに客観的に見てもらったり、ビデオに撮って分析するのも良いでしょう。

 

 稽古場の鏡に向って上手く廻れても、舞台上で成功するとは限りません。

舞台は照明が眩しかったり、天井の高さなどから平衡感覚が狂ったりと、視点を定めることが難しい環境です。

床のコンディションもいつもとは違うので、そういったマイナス面も想定して、かなり自信がつくまで練習しておきたいものです。

鏡に向ってまずまず廻れるようになったら、必ず、壁側にも向ってやりましょう。

 

 大丈夫、根気を持って取り組めば、いつかきっと出来る日は来ます!

 

「先生をしていて良かったなぁ」と思う時

本番前夜、緊張で眠れなくなりそうなら

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