春の訪れと共に、新しくフラメンコを始めた方、始めようと思っている方は多いことでしょう。

 

 私の教室も入門クラスに新入会者を迎え、新たなスタートを切りましたので、今日は、その方々に焦点を絞って、メッセージを書いてみます。

 

 体験レッスンを受けた方々は、きっと今更ながらに「立つ」ことの難しさを実感されたことでしょう。

palillos :パリージョ(カスタネット)もpalma :パルマ(手拍子)も・・・、初めて出会うフラメンコ用語の全てが難しく感じられたかも知れません。

 

 でも、そうした用語やテクニックに慣れるのは、それほど時間が掛かることでは有りません。

通常、週1回のレッスンで、1年ほどしますと sevillanas :セビジャーナスという入門者向けの曲は、ほぼ踊れるようになると思います。

 

 習得にかかる時間には個人差がありますので、一概には言えませんが、早い方なら3ヶ月、遅い方でも2年あれば大丈夫でしょう。

スポーツと違って「早い」「遅い」の勝負では有りませんから、5年、6年掛かっても良いのです。

大事なのは「あきらめない」ことです。

 

 フラメンコの扉は、一度鍵を開けて中に入ったと思っても、そこには新たな次の扉が見えている、ということの繰り返しです。

その都度、扉に合った鍵を見つけなければなりません。

 

 1枚目の扉は「好奇心」という鍵で簡単に開けることが出来ましたが、後に続く扉は「リズム感」であったり「筋力」であったり「柔軟性」であったりと様々です。

膨大な鍵束から、その都度ピッタリ合ったものを見つける作業は、時に「難しい」「疲れた」と感じることがあるかも知れません。

或いは「鍵を何処かに落としてしまったのだ」と絶望するかも知れません。

 

 でも、どうか覚えておいて下さい。「鍵はどこにも落としていない」

必ずあなたの胸のポケットに入っています。

 

 そしていつの日か「もう殆どの扉を開けた」と思えた時に、それでもまだ壁に囲まれていることに気付くとしたら、それはきっと「言葉の壁」なのです。

 

 この壁を超えるには、梯子を掛けて一段ずつよじ登るしかありません。

フラメンコと真摯に向き合う以上、いつか必ず目の当たりにするこの「壁」を乗り越える為に、ぜひ今から梯子の準備を始めましょう。

踊りに向き合うのと同様の熱意を持って、スペイン語に取り組んで下さい。

 

 言葉は文化、唄はフラメンコの魂です。

 

私もまだ登攀中ながら、お手伝いしたいと思っています。

 

 

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