スペイン語で“反対”を意味するcontra:コントラは、フラメンコ用語では専ら、正テンポに対する“裏打ち”を指して使われます。

 

 踊りも唄も伴奏も、コントラを掴まないことには手も足も出ないのがフラメンコと言って良いでしょう。

それほど重要なリズムの取り方なのです。

 

 いつも同じ切り口のアドバイスで申し訳ないのですが、やはりcontra:コントラを手に入れる為の有益な練習は「palma:パルマ(手拍子)を叩くこと」に尽きます。

手で出来ないことは足では出来ません。

palmas:パルマで叩ける速さの2割減ほどが、足で打てる速さです。

 

 ところが、palmas:パルマは結構叩けているのに、足になるとガクンと落ちてしまう人、又、不安定になってしまう人が居ます。

心当たりがある方は「呼吸」の仕方を振り返ってみて下さい。

苦手意識や緊張感から「息を止めて」いませんか?

 

 パルマでも足でもコントラを打っている時の呼吸は「自然に、むしろ深呼吸するような感じ」を意識して下さい。

又、そうできる位の速度まで落として、練習する事が上達への道です。

 

 40でも60でも、納得できる速さから徐々に1目盛りずつ上げてゆくこと。

急がば廻れで取り組んで下さい。

 

 エスコビージャの中でコントラを打つ場合、コントラは「打数」としては1拍に1回と仕事量が断然少ないので、ある程度踊れる人は「ひと息つく場所」もしくは「追い上げの手段」として使っています。

 

 コントラでリズムを持ち上げたり、まっすぐ維持する事はあっても、落ちる事は決してありません。

ところがコントラに弱い人は、長く続けるほどに乱れたり、落ちたりしてきます。

群舞ではバラバラになりやすい“難所”と言っていいでしょう。

 

 落ち着いて伴奏者のpalmas:パルマを良く聞くこと、そして決して「息を止めないこと」が大切です。

 

 いつも書くことですが「1日、ひと目盛り増し」で1年取り組めば、パルマは必ずプロレベルまで達することが出来ます。

メトロノーム相手の技術を手に入れた先に「揺れ」を掴む感性が求められるようになる訳で、こちらの方が、果てしなく続く道のりですから、どうか、地道に取り組んでみて下さい。

きっと、きっと気持ちよく打てる日が来ます!

 

今日のポイントは「呼吸」でした。

 

 

 

私はリズム感が悪いから・・・。

Sevillanas (セビジャーナス)から聞きなおそう

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