クラスレッスンでは基本的なパルマや足の練習に加えて、なるべく色々な角度から習う人の可能性を個々に引き出したいと、人知れず(或いはこれ見よがしに?)努力しているのですが…。

 どこで「あ、面白い」と思って貰えるか、それが皆少しずつ違っているので、教える側としては、悩ましいのです。

 地道な練習が好きでメトロノーム1目盛りずつ上げていくことに達成感を見出せる人がいる一方で、「じゃ、コントラの練習ねー」と言った瞬間、呼吸停止してい人もいる…。あー…。リラックスねー、リラックス。

 難しいー。やだー。出来ないー。と自己暗示をかけては駄目です。(出来ていない自覚がなくても困るけれど)  ありのまま見つめつつ、仲間で励まし合うこと、上達のコツはそこかな。1人では中々上手くなれないもの。フラメンコは個の踊りだけれど、1人では踊れないのですよ。

  さて、中級以上のクラスでは、音楽に合わせて私が適当に動き、それを皆が見よう見まねでついて来るという練習をします。私は全くアドリブで動いているので、上手く合わせられる人と、そうでない人との差が大きく開くところですが、曲半ばで、私が抜けると、たちまちワラワラっとコンパスが崩れます。

 つまり、それぞれが自分の耳でコンパスを掴んでいた訳ではなく、ただ、視覚的に真似ていただけなのですね。果たして音楽はどこまで耳に入っていたのでしょうか。

 踊りに使う曲種は、代表的な所で10種類程度でしょうが、それらを全て踊れるように修得するにはアマチュアなら10年〜20年は掛かるでしょう。

でも、コンパスさえ、しっかり掴めるようなれば、そして、少しずつでも唄を覚えて聞き取れるようになってくれば、例え自分では踊れないような難曲であっても、味わう深さは断然、異なってくるはずです。

 ですから、いつも繰り返し言ってはいることですが、お気に入りのCDを見つけて、徹底的に聞きましょう。1曲だけでも良いから、暗譜するレベルまで聞き込んでみましょう。それ以外にコンパスを掴む道はないのです。

 いつか、曲半ばで私が抜けても、待ってましたとばかりに皆が自在に動けるようになってくれることを心から願っています。
いやもう、メッチャ願ってますから、ホント。
 

良い参考書との出逢い。

ある出版社、編集部との面談

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