7日と14日、2週連続発表会が無事に終わりました。
出演者、スタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。
今日、世間は三連休の中日、ゆっくり休めているでしょうか?

  中学生から83歳まで、世代や職業、立場を超えて楽しいひと時が過ごせたと思います。
何度もお化粧のチェックをした甲斐があって、皆さん、綺麗でしたよ。
表情も今までに無く良かったし、まあ、小さなミスは有りましたが、お客さまの目にありありと目立つレベルではありませんでした。
発表会としては、とても纏まりの良いものだったと自画自賛しています。

  今の心境は人それぞれだと思います。
先輩の踊りを見て発奮している人、力が出し切れなくて残念に思っている人、頑張り過ぎてどっと疲れが出ている人......。
いずれにせよ、本当に皆さん、良く頑張りました。打ち上げでも述べましたが、発表会は1つの通過点に過ぎません。そこに至るまで、どのように練習してきたかが大切なのであって、上手く踊れたり、思いがけず失敗したりするのは色々な要因が重なった上での、1場面、それだけのことです。だから、失敗しても落ち込まず、また上手く踊れても慢心せず、誰もが基本に戻って着々と積み重ねていく以外にないのです。

  初舞台を終えた人たちへ
初めてセビジャーナスやファンダンゴスを踊った人にとっては、何もかもが新鮮な驚きだったことでしょう。舞台上の10分に満たない本番の為に、費やしてきた年単位の時間を思えば、何と難しい踊りを趣味として選んでしまったことでしょうか。でも、体験レッスンなどで申し上げてきた通りに、フラメンコは外国芸能、そりゃあもう、難しいんです。ええ、ええ。
「簡単簡単、あなたも明日からカルメン」と言ったことは一度もないですよね。そして、毎週のクラスレッスンで繰り返す、パルマや足の基本練習が、如何に大切なのかも、諸先輩の踊りを観ていただければ納得されたことと思います。ともあれ、「出る」と決意した時から、この数ヶ月の間に学んだことは、お化粧の仕方に始まって諸々、通常のレッスンでは得難いものですから、どうか大切にして頂きたいと思います。

 群舞で踊った人たちへ
どの群舞も統一感があり、素晴らしかったと思います。
よく中級レベルの方から「上手くなるコツは」と尋ねられるのですが、私からは「諦めないこと」と「休まないこと」しか、答えることが出来ません。つまり「継続」です。
そして、今回の発表会も皆さんは、その「継続は力なり」を実証して下さいました。
有難うございましたと、重ねてお礼申し上げます。
これからも、とくかく「仲良く、楽しく」をモットーにお稽古を続けて下さい。



  先週7日の会で踊り終わった生徒ですが、数日後も独習に来ている人が居て、偉いなあと思いました。
フラメンコと関わり続ける手段は幾つもあります。色々な条件でスタジオに通えない時期でも、本人に求める気持ちが強くあれば、観たり聞いたり学んだり......、色々な方法でフラメンコと関わり続けることが出来ます。身体を作るという意味での運動だけなら、フラメンコシューズを履かなくての出来ることは沢山あります。

  では、スタジオに通う意味は何かと言うと、やはり仲間と触発し合えることでしょう。パルマを打ち合うような練習は1人では出来ませんし、先輩、後輩混ざり合って切磋琢磨していく中にこそ、お互いの成長を確認し合えるというものです。

  私が一番、伝えたいと思っているのは、毎度毎度、現場で変化する踊りと伴奏者との関わり方です。今回はセビジャーナスなど、自分が踊ることで精一杯だった人も、いずれは他の人の踊りをサポート出来るパルマが打てるようになること、そしてソロで踊った人たちは、もっと存在価値のあるパルマを打てる人になることを目標にしてもらいたいと思います。
それは、クラス練習の中でしか培われません。また、基本に戻って地道に成長して行きましょう。

  特にソロで踊った人たちへ
今回もしみじみ感じたと思いますが、「ソロで踊る」には群舞の数倍の集中力、体力、そして知識に裏付けされた判断力が必要です。耳を作りましょう。耳を。

  フラメンコは、どのように展開させるのも踊り手の力量次第で自由ですが、「自由」ほど難しいものもありません。「唄」や「ファルセータ」は覚えてしまうのが基本。でも覚えたからといって安心してはいけません。必ず、アドリブで展開するからです。それから、コンパスを循環してるだけの部分、つまり「振っている」部分についても、もっと自然な対応が出来るようになりましょう。踊り手の身体は「指揮棒」なのです。

  常々、歌い手の方から「さとみさんの生徒は唄いやすい」と言って頂けるのは私にとって何より嬉しいことです。唄を判る為には、下手でも構わないので、自分で唄えるようなることでしょう。
振り付けから開放されて、自分の踊りを見つけるには10年、20年掛かるのが当たり前、見つけたからと言って踊れるかどうかはまた別の話し。

  来年で私はフラメンコと出会って30年になる訳ですが、納得のいく踊りが出来たことなど一度もないです。ただ、もうやれるだけのことはやった。これが今の自分の力量と捉えるしかない。その繰り返しの連続です。いつまで踊り続けられるかは判りませんが、皆さんは少なくとも私より若い。踊れる時期を大切に過ごしましょう。人生は短いです。

エスペランサ ライブのお知らせ

発表会お疲れさまでした。(生徒向けメッセージ)

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