先ほど、スタジオに行って、今日のレッスンはお休みにしてきた。スタジオに居ると、情報が遮断されてしまい、不測の事態に対処できないので・・・。

 

 今日は、セミプライベート・レッスンの上級クラスだけ。

皆、日頃から私のDAYS JAPANのボランティア活動等、理解してくれている面々なので、急な変更を受け入れてもらった。(押し付けてきた?)

原発事故の状況が落ち着いたら、又、どこかでフォローしたいと思っている。

 

 

 少なくとも、私の住む上石神井周辺は今日も、いつもと変わらない日常が流れている。

 

 しかし、私は福島原発の事故が完全に終息するまでは、全く落ち着くことが出来ない。勿論、終息しても、それから先の道のりは長いのであるが・・・。

 

 以前、スタジオにナターシャ・グジーさん(チェルノブイリ事故で被曝したウクライナの歌手)をお招きして、一緒にライブを行ったことがある。

彼女の言葉を思い出してみたい。

 

「3日間避難して下さい。必要なものしか持っていなかにで。念のために。何も心配は要りません。3日後に帰ってきます。・・・。以来20数年間、私は一度も故郷に帰れていません」

 

 チェルノブイリ原発の事故は、やはり情報が後手後手に回り、被害が拡大した。

そして、今もって石棺の修復などに、新たな被曝者を出し続けている。

そうした情報は、経験者や専門家でないと、判らない。

 

 理数系知力ゼロの私は、セシウム137、ヨウ素131、ルテニウム103、プルトニウム等・・・、かつては放射能に関わる用語を聞いただけで、睡魔に襲われたものだった。

 

 今だって、ちっとも判っちゃあいないが、判っているのは“自分の身で判る事態になってからでは遅い”ということなのだ。

事故後の現場に永年関わった人にしか、判らない真実が沢山有る。

 

 私個人は楽観派の意見を信じたい。

自分の52歳という年齢にも満足していて、今後10年、20年という単位で、この事故の影響が自分に及んだとしても、どうってことない。

 

 しかし、19歳の娘は今朝一番の列車で郷里に行かせた。1週間は留まっているようにと。

折しも、つい最近、母が肩を骨折して不自由にしている時だったので、介護も兼ねてである。

 

 東京は福島から約250kmの地点、この距離や偏西風のことも考慮すれば、東京に直接の放射能被害はないだろう、という見解には私もある程度同感出来る。

 

 だから、娘を避難させたのは大袈裟であり、笑止に値するものであろうが、それでも良いのである。

「あの時、娘を外に出さなければ」と泣いていたチェルノブイリ事故の被曝者の母親の顔が忘れられない。

 

 新幹線に乗った娘が「車両はガラガラだよ(笑)」とメールを寄こした。

後々まで「本当に心配性で馬鹿なんだから・・」と言われたいものだ。

私が娘に与えることが出来るのは、そんな独りよがりの思い込みの強い愛情だけであろうから。

 

 今回の地震は独立したものとは思えない。

近頃、他国も含め、頻発していた地震や活発な噴火活動は、全て相互関係があるように思えてしまう。

だから、今、一番恐れているのは浜岡原発である。

もしも今、このタイミングで浜岡に大地震が発生したら、東京はどうなるのだろう。

 

 チェルノブイリ事故の放射能は、風向きと天候の関係で200km地点に深刻な汚染をもたらした。

事故現場のすぐ傍でも、汚染の軽い地域があった。

目にも見えず、臭いも無い放射能の怖さは、何年も立たないと判らない上に、立証もされにくいのである。

 

ツイッターをはじめ、情報が交錯しているが、専門家の意見さえ「楽観派」と「危機派」に分かれて居るように思う。

そんな時は、その専門家の立ち位置を良く観察するしかない。

 

 そして、明らかに事故の影響であるにも関わらず、それを認めない規定を作るに加担した、ある高名な研究者が居るのだが、その人は日本人である。

日本人=“広島・長崎という被曝体験のある国”という信頼を誤用して、行われた彼のアドバイスがIAEAで活かされた。

 

 私が公的な発表や高名な研究者を信用できない理由はそこにもある。

 

 また、日常的に頻繁に行われてきた原発事故や内部被曝者たちへの隠蔽の事実も知っているから、尚更だ。

 

 今回の事故処理に携わっている人たちのリスクを思うと、胸が潰れそうである。

 

 ちなみに、娘の向かった福井県高浜町は、これまた原発銀座と呼ばれる地域なので、そちらで万一のことがあれば、もうブラック・ジョークも極まるというものだ。

 

【必見】異端の研究者たち

Las cosas que debes tener

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