今日のオープンクラスは、Tangos de Málaga :タンゴ デ マラガで、よく歌われるものを2つご紹介し、その2つの歌詞が『問いと答え』の関係になっていることの大切さなどに触れました。

 

 こうした、定番とも言える唄を知っていれば、最初の「ひと節」を聞いた時に「次はこう来る」と、予想することが出来るようになるので、踊る時に唄を楽しむゆとりが生まれます。

カンテクラスではありませんので、歌えるようになることを求めてはいませんが、ぜひ元曲を何度も聞いて、「聞き覚える」努力はして頂きたいと思っています。 

 

 踊りの方は「振りを掘り下げる」勉強をしたので、その成果あってか?随分とTangos:タンゴらしい雰囲気が出るようになってきました。

要点は「思い切って大きく動くこと、但し軸がブレない様に」

「膝を柔らかく使って、重心の移動を自然にすること」

「他人の動きに気を取られず、自分の判断で歌詞の切れ目を狙って踊ること」などです。

 

 次回も又、なるべく実践に役立つよう、歌われる頻度の高い唄をご紹介したいと思います。

 

 

 さて、クラスが終わってから、一部の生徒さんとスペイン語ニュースをインターネットで見る話題になったので、そのサイトをご紹介しておきますね。

 

 BBC MUNDO http://www.bbc.co.uk/mundo/index.shtml

 

 EL PAÍS  http://www.elpais.com/internacional/

 

 

 日曜日は西検(スペイン語技能検定試験)の受験日でした。

このブログをご覧になっている方なら、既にご存知の方も多いと思いますが、今回、私は久し振りに受験してとても良い勉強になりましたので、皆さんにもお勧めしたいと思います。

 

 西検は、いわば『英検』のスペイン語版。

西検6級=英検4級 西検5級=英検3級 西検4級=英検2級程度に相当すると言われています。

西検は、日本スペイン協会という法人が運営しており、出題内容は和訳・西訳が基本、つまり「日本人が如何にスペイン語を理解しているか」を問う試験です。

 

 これともうひとつ、英語のTOEICに相応するのが『DELE』です。

これはスペイン語圏以外の人を対象にしたスペイン語技能検定で、レベルにはA1入門、B1(INICIAL初級)、B2(INTERMEDIO中級)、C2(SUPERIOR上級)があります。
スペイン文科省が運営しており、答案用紙も参考書も全てスペイン語と難しいので、先ずは西検で4級を取得してから臨む方が順序としては良いように思います。

 

 どちらも、春・秋 年に2回のチャンスがあります。

私が今回受験したのは西検4級なので、そこまでのアドバイスしか出来ませんが、次回、挑戦しようと思っておられる方の為に、参考書の情報を書いておきます。

 

 西検の過去問題集は、スペイン協会から発刊されているので、当然、一度は目を通しておくべきですが、残念ながら、これには「解答」はついているものの「解説」が全くついていません。

間違えた理由を確認・納得することが出来ないままでは、お手上げですので、やはり「丁寧な解説のついた」参考書が必要です。

 

 4級に関しては「接続法の完全理解」が求められますので、接続法を徹底的に勉強するなら、何と言ってもこれ『接続法を使って話そうスペイン語』吉川恵美子著 NHK出版 です。

http://www.amazon.co.jp/%E5%85%A5%E9%96%80%E3%82%92%E7%B5%82%E3%81%88%E3%81%9F%E3%82%89%E6%8E%A5%E7%B6%9A%E6%B3%95%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6%E8%A9%B1%E3%81%9D%E3%81%86%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%AA%9E%E2%80%95NHK%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%AA%9E%E8%AC%9B%E5%BA%A7-CD%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-%E5%90%89%E5%B7%9D-%E6%81%B5%E7%BE%8E%E5%AD%90/dp/414039451X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1245590263&sr=8-1

「接続法」に関する解説の丁寧さ、例文の多さは他に例を見ない良書です。

 

 勿論、出題は直説法からも出されますので、総合的に勉強することが大切です。

取り組む時間が充分にあるならこれ『スペイン語検定対策4級問題集』青砥清一著 白水社 が充実しています。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%AA%9E%E6%A4%9C%E5%AE%9A%E5%AF%BE%E7%AD%964%E7%B4%9A%E5%95%8F%E9%A1%8C%E9%9B%86-%E9%9D%92%E7%A0%A5-%E6%B8%85%E4%B8%80/dp/4560068046/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1245590127&sr=8-1

この問題集の最後にある模擬試験で満点が出せれば、本番は余裕を持って迎えられるでしょう。

 

 勉強時間をなるべく節約しつつ「数をこなして慣れる」、そして自宅でパソコンが自由に使える環境なら、これ『インターネット対応学習プログラム付き スペイン語技能検定4級 直前対策問題』立石礼子、伊藤ゆかり、橋本和美 共著 南雲堂フェニックス です。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%AA%9E%E6%8A%80%E8%83%BD%E6%A4%9C%E5%AE%9A4%E7%B4%9A%E7%9B%B4%E5%89%8D%E5%AF%BE%E7%AD%96%E5%95%8F%E9%A1%8C-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E5%AD%A6%E7%BF%92%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0%E4%BB%98%E3%81%8D-%E7%AB%8B%E5%B2%A9-%E7%A4%BC%E5%AD%90/dp/4888964068/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1245589993&sr=8-2

苦手な問題だけを繰り返したり、答えと解説をワンクリックで確認したり出来るので、数をこなすのには本当に便利。

勿論、パソコンがなくても、参考書として充分使えます。

 

 スペイン語を勉強する目的を「フラメンコ理解の為」だけに限定するならば、おそらく西検4級レベルで充分大きな助けになることでしょう。

更に上級に求められるような、政治・経済・国際問題といった話題・単語はフラメンコの歌詞には先ず出てきませんので・・・。

 

 でも、フラメンコを生み出したスペイン社会・歴史などにも目を向けていくならば、なるべく、広い範囲に亘って少しずつ勉強を続けていきたいものです。

今日は、よりフラメンコらしい思い切った動きを目指して、振りをひとつずつ確認していきました。

 

 『歩き』が格好良く出来れば、もう充分なのですが、シンプルな振りほど習う方も教える方も難しいものです。

 

 股関節の柔軟さもさることながら、膝の後ろが充分に伸ばせていないと、綺麗に歩くのは大変です。

腰まわり、足の後ろ側を良くストレッチすること、そして首を前に出して歩かないことなどを日常的に意識して下さい。

私自身がずっと苦労してきたので良く判るのですが、「身体が硬い人」は、股関節も、手首も、腕の付け根も・・・と全て硬いものなのです。

 

でも、悲観的になることはありません。

『柔軟』には、『舞踊センス』も『才能』も関係ないのです。

ただ、地道な努力を続けるという『粘り強さ』あるのみ。

春から夏は入念に延ばして、秋から冬は維持するという年度単位の計画で、気長に、でも集中して(継続して)やりましょう。

週に1回、ちょっと15分位やっても、残念ながら効果はゼロです。

又、痛いほどやらない、無理しないことも大切です。

 

 痛みは自分を守ろうとする信号なので、痛くなるほど無理をすると、身体がそれを覚えて、尚更、柔軟を拒否しようとしてしまいます。

しかし、関節の可動範囲は本来、大差は無い上に、フラメンコに求められる柔軟さはクラシックバレエのように厳しいレベルではないので、「せめて」開脚して両肘が楽に前につけるようになればOKです。

言い換えれば、最低限、それ位の柔軟さは求められるということです。

 

 元は硬かった人でも、随分と努力してしなやかになった人を沢山見てきましたし、その人たちを見るに付け、やはり「踊る為の身体」を作るのは大切な事だと、つくづく感じます。

 

 習い始めての2、3年は踊りの振り付けが簡単なので、あまり「柔軟性」を気に掛けないまま過ごしてしまうものですが、いずれレベルアップしたいと思うようになった時に、硬い身体ではどうしても壁に突き当たってしまいます。

 

 健康の為にも、身体をお手入れするような気持ちで、あちこち、伸ばして気持ち良いところを見つけて下さい。

 「いつか、アフリカに行ってみたいんです」と私が言った時に、先生は「その想いを持ち続けていれば、いつかきっと行けますよ」と仰った。 スペイン語の勉強をしていた時のことである。

 

 何故アフリカの話題になったかはさておき、先生のその言葉は私にとって今更ながらに「そう・・・、そうだった」と思い返させるものでした。

 

 人はいつも、未知のもの、手中にないものを求めるものだと思います。

かつて、オートバイが親友だった頃は、バイクごと乗り入れられるような住まいが夢だったし、フラメンコを始めてからは、いつでも踊れる環境が欲しいと思い、スペインへ行きたいとも思い・・・、そう、先ずは求めなければ、得られるものなどありませんでした。

 

 バイクは庭までしか乗り入れられなかったけれど、その後渡西して、今スタジオを持てるようになったのは、やはり「想いを持ち続けてきたから」と言えるでしょう。

 

 いつも自分自身が口にしていることなのに、人から聞かされて改めて噛み締める言葉ってあるものです。

 

 いつかスペインへ行きたいと思っている人、自由自在に踊れるようになりたいと思っている人、「その想い」を持ち続けましょう。

 

 私はいつかアフリカにも行きたいのですが、その前に西検に受かっておきたいです。

さ、勉強すべし・・・。

 

 今、思い返せば20代というのは、練習したらその分だけ確実に新しいことが出来るようになる日々でした。

今よりずっと効率の悪い無我夢中の練習方法で、栄養だの休息だのと考慮するゆとりもなく、寝ている時間と仕事をしている時間以外は全て、フラメンコのことを考えていたように思います。

そして、それが全て「身に付いた」年齢でした。

 

 今は「効率」というものを最優先して考えつつ、放っておけば衰える一方の体力や技術を「維持する為」の練習をしています。

 表現力や独創性の向上、つまり体力や技術で勝負する以外の部分は加齢と共に益すものだと言われています。

その観点で自分の表現したい踊りと向き合っていくならば、歳を重ねるのも、また興味深いものです。

 

 私の教室には、60代以上の生徒さんも沢山おられます。

50代以降、新規で習い始める方というのは、多少の個人差はあるものの、やはり20代で始めた人とは、技術的な到達点には相当の差が出てしまいます。

 

 しかし、フラメンコは2回転、3回転出来るような身体能力がなければ駄目というものでは有りません。

振り付け方次第で、「魅せる踊り」に出来ますから、その辺りは振付ける者の力量・センスを問われる部分であり、大変、面白い仕事なのです。

 

 足の得意な人は、エスコビージャを存分に取り入れれば良いし、唄振り・ファルセータ振りを充実させるのも一つの表現手段です。

勿論、プロなら全てバランス良くこなせるべきですが、趣味で踊っている人が楽しむ為の振り付けなら、極端な話し、エスコビージャなど無くても一向に構わないのです。

 

 とは言え、ピリッと回転する振りや、強い足がフラメンコの「見せ場」であることも確かですから、常に「上を目指す心がけ」は大切だと思います。

 

 特に、舞踊的に高度なテクニックが求められる回転をモノにするには、「体幹=軸」を鍛えなくてなりません。

 

 これは週に1、2回のスタジオレッスンだけで、手に入れられるものではなく、日頃の立ち居振る舞いから意識を変えなければならないでしょう。

 

 長時間、パソコンに向う仕事などは、椅子に座っている時間が長い為、どうしても下肢の筋肉が弛緩し、腰への負担が益してしまいます。

また、キイボードを打つ為に両腕を前方に出して肩を閉じることから、自ずと猫背気味になる・・という、実に「老化を加速させるような」姿勢の連続なのです。

 

 秘かに「足指をほぐす運動」をするとか(周りに気付かれない程度に)、なるべく背筋・腹筋を使って上体をまっすぐに腰掛け、首が前に出ないよう意識してパソコンに向いましょう。

 

 歩く時は常に顎を上げ、颯爽と「腰から」歩くことです。

道行く人を見ていると、8割の以上の人が「足から」歩いている事に気付きます。

膝が曲がっている人、内股の人も目立ちますが、先ずはこうした「歩き方」を改善すべく少し気を使うだけで、身体は随分と変わるものです。

実際、運動量=消費カロリーも増えるので、すっきりした身体を目指す事が出来るでしょう。

 

どうか、日頃の心がけで、素敵に踊れる身体を手に入れて下さい。

 

 

 

 

 暑くなったり、寒くなったり、豪雨になったり・・と、天候不順な日々が続いています。

 

 丈夫なだけが自慢の私も、先週は久し振りの不調で苦しみました。

不調でもようやく人並みのパワーなので、教える仕事には殆ど影響しないのですが、本番と重ならなくて本当に良かったです。

 

 さて、“不調な時”の私の治し方は、ただただ「寝ること」と「食べないこと」の2つが基本です。

 

 睡眠を多めに取るのは勿論として、「食べないとは?」と思われがちですが、私は「内臓を休ませて、自己修復能力を高めるため」になるべく「食べない」ようにしています。

 

 これと、微妙に対処が違うのが“疲れている時”

疲れている時は、その疲れの原因を考えながら、なるべく効率よく「食べます」

そして、ダラダラ寝るより、ほどよく動いて疲れをほぐしていきます。

肉体疲労の回復を早めるには、栄養の摂取+柔軟や入浴+偏らずに身体を使うこと、などが大切です。

 

 フラメンコのように、本番で偏った身体の使い方をする踊りは、常にその調整をとっていかないと、すぐに故障してしまいますので、毎日の練習では、必ず自分の苦手な側の回転や足の練習をしておきましょう。

 

 上級者になるほど、それらのケアは大切になってきますが、初心者の内にこそ、先々、踊り続けられる身体を作るために、柔軟に時間は割いておくべきです。

 

 踊り始めて、2年、3年・・と徐々に足が強くなっていく頃には、膝や股関節への負担が相当大きくなっています。

気付いた時には、「腰が痛い」「膝が痛い」ということになるので、私は必ず新入会の生徒さんには「自宅で少しずつ柔軟を始めておいて下さい」と申し上げています。

 

 実際にそれを実行する方は僅かですが、そうした方は必ず順調に上達されるので、安心して見ていられます。

これから、益々温かくなるので柔軟にはピッタリの時期、春から夏は入念に柔軟を進め、寒くなり始めたら維持するという年間計画が大切です。

一週間で身体は変わりませんが、3ヶ月なら、かなり劇的に変わるものです。

 

 季節の移り変わりを、上手く利用しつつ「故障しないで踊れる身体」を手に入れて下さいね。